矯正治療の応用

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歯科矯正治療の力

　歯に一定の弱い力を加え続けると、加圧された側では骨を壊す破骨細胞が活性化し、
牽引された側では骨を造る造骨細胞が活動し、その結果歯は移動します。
この原理を利用して歯を患者さんにとって幸せな方向に動かす治療が歯科矯正治療です。

気になる歯並びを治すため、歯磨きしやすい環境をつくるため、咬み合わせのバランスを
整えるため、より良い冠やブリッジをつくるために歯を動かします。

歯科矯正治療の方法は色々あるけれど、大切なことは患者さんが目的と方法と料金に
納得して始めることと、治療が終わったときと治療が終わってから10年後にも患者さんが治療
結果に満足していることです。

窪田歯科医院では主に歯周病治療と冠を被せる準備のために成人矯正を主体に行なっています。

ではそのいくつかの治療結果を、解説とともに見てみましょう。

A:近心に傾斜した大臼歯の交叉咬合
　2000.6.17左下の奥歯が前方に倒れこみ、
深い歯周病の病巣ができています。咬み合わせが悪いために、
このままではうまく噛むことができません。

A:2001.9.12でも矯正治療により起こしてあげれば、ちゃんと上の歯と噛むことができます。